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『働き方改革』で家の価格が上がる

From:新松尊英@札幌住まいのFP相談窓口

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『働き方改革』

 

何かと話題ではありますが、これについて

あなたは良く理解していますか?

 

目的や趣旨、細かい事などをスッ飛ばして

スーパー簡単に要約しますと、

 

共働き世帯の増加、長寿命化による介護、

その他様々な時代背景の変化に応じて

働き方を見直そうというものです。

我ながらスーパーざっくり・・・

 

長時間労働をさせないように

時間外労働の上限を定め、

罰則を設ける法改正もしています。

 

『過労死』や激務、ストレスが原因の自殺

が話題になっている為、それに歯止めを

させたい目的もありそうですね。

 

その他にも副業することを解禁させたり、

「一人あたりの生み出す成果」である

「労働生産性を上げる」取り組みなど

色々あるみたいですが・・・

これについては割愛します。

 

今日は取り急ぎ、時間外労働の上限を

設けることで訪れる『未来』について

触れていきたいと思います。

 

 

3月は『引越し難民』が増加する

 

先日、フジテレビの「とくダネ!」を

見ていたら、今年の3月は『引越し難民』

が急増するというニュースをしていました。

 

『引越し難民』という言葉から想像するに

『引越しをしたくてもできない人』が

増えるのだろうとは予想できたものの、

 

その理由が分からなかったので、

食い入るようにTVを見ていました。

 

「今年はなぜ、引越す人が多いのか?」

という視点で考えていたものの『不正解』。

 

正解は、引越す人が増えるのではなく、

『引越し業者が減る』だったのです。

 

正確に言えば、引越し業者が一日当たりに

さばけるお客様の数が例年よりも減る

ということなんだとか??

 

・・・

 

勘のいいあなたは、もうわかりましたか?

 

そうです、働き方改革に向けて現行の

勤務体系を大幅に見直した引越し業者が、

例年は時間外労働をすることで1日3組

対応できていたのに、

 

時間外労働の上限を設けたことで1日2組

しか対応ができなくなるというケースが

出るからだそうです。

 

片道10時間かかる長距離移動の引越しも

超過勤務になる為、5時間×2日に分けて

作業をすることもあるのだとか。

 

世の中の価格は『需要と供給のバランス』

によって設定されていますから、当然、

例年に比べて引越しの見積金額が

高くなっているとのことです。

 

引っ越したい人>引越し業者ですからね。

 

例年12万円程度の単身引越しが、

今年は18万円。

 

例年15万円程度の長距離移動の引越しが

今年は30万円~70万円の見積を提示する

業者もいると言います。

 

見積を出されるならまだしも、

既に予定がパンパンで見積りすらできない

業者もいるらしいですね。

 

と、いうことで引越ししたくてもできない

『引越し難民』が3月急増するみたいです。

 

 

住宅価格も全く同じですよ

 

コレ、間違いなく言えることですが

今後、住宅購入価格も同様の理由で

さらに上がっていくことでしょう。

 

オリンピックによる人手不足や資材高騰、

住宅の基本性能があがることによって

既に5年前と比べても住宅購入金額は

10%15%程度』上がっています。

 

2,000万円で建てれた家が、

2,200万円でないと建てれない。

 

そこに追い打ちをかけて『消費税アップ』、

さらに働き方改革による『人件費アップ』。

 

おそらく現在2,200万円で建てられる家が

2,400万円出さないと建てられない未来が

すぐにやってくるでしょう。

 

住宅業界、不動産業界の経験者はわかると

と思いますが、現在の住宅業界は

『残業が当たり前』の業界です。

 

家を売る営業マンはもちろん、

家を設計する設計士やコーディネーター、

現場監理者も朝早くから夜遅くまでの

時間外、休日勤務当たり前で働いています。

 

さらには、

現場で働く大工さんを始めとする職人さん、

キッチンやお風呂等の住設メーカーの方々、

それを現場に搬入する方々・・・。

 

家を建てる為には、とても多くの人が

関わっていますが、皆、残業残業また残業。

 

現場では朝8時~20時過ぎまで12時間、

当たり前のように働いていますが

これがNGになります。

 

一日あたりの作業時間が減り、

3か月の工期が4か月になる。

 

結果として『人件費』がかさみ、

おのずと住宅価格に反映される形に

なってしまうことでしょう。

 

めちゃくちゃ価格が高くなったら

どうしましょうね・・・

 

数年後、本当に家が売れるのか?

私も仕事柄、不安で仕方ありません。

 

 

時間外手当が減る=年収減?

 

価格が上がると同時に、収入が減ることも

予想されています。

 

そう、残業代が少なくなるからです。

 

住宅業界はサービス残業当たり前の

業界ですが・・・

 

もしかしたらあなたが勤めている会社は

残業したらしっかりと『残業代が出る』

会社かもしれませんね?

 

私も大学卒業後に就職した会社は

一部上場ということもあり?、しっかりと

残業代を支払ってくれる会社でした。

 

ただ、リーマンショックにより経営が

傾いたある年、全面的に『残業不可』に

なりました。

 

残業したら、めっちゃ怒られる。

 

残業してたらタイムカード切らされて

強制的にパソコンOFFにされる状況です。

 

ぶっちゃけ残業代ありきの給料だった為、

その年の年収は、前年から比べると

3割程度』減った記憶があります。

 

年収500万円→350万円に・・・

手取りの月給は24万円→15万円にww

 

完全に生活水準を見直さないといけなく

なりました。

 

27歳独身の私が調子こいて住んでいた

豊水すすきの徒歩1分の9階建ての1DK

賃貸マンション家賃65,000円は当然解約。

 

そのまま実家へGOしないといけない

状況に追い込まれました(笑

 

この時、思ったことを明確に覚えています。

 

「あぁ、残業したい・・・」

 

働き方改革によって、数年前の私と同じ

状況に陥る家庭がごまんと出るでしょう。

 

その時に適正な予算以上のマイホームを

購入してしまっていたら、私と同様に

その家を売り払い、家賃の安い家に

引っ越さなければならなくなるかも。

 

家が売れても、おそらく売却損が出る為、

ローンを返しつつの賃貸住まいです。

 

厳しいですね・・・

 

これは脅しではなく、

ある程度想像できる未来です。

 

さて、『働き方改革』について、

あなたはどう考えますか?

 

プレミアムフライデーのように

我関せずではいられませんよ。

 

 

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