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家づくり、最近の流行とは??

From:新松尊英@札幌住まいのFP相談窓口

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お盆期間中の約10日間、出張で東京へ

行ってきました。

 

今回はセミナーや勉強会に参加するのが

主な目的だったのですが、時間をつくり、

 

「静岡」と「新潟」

 

2人の『住宅購入専門FP』と会い、

情報、意見交換をしてきました。

 

・あの補助金、新潟ではメリットが

 出やすく、かなり使えます!

・あの保険、○○な使い方すると、

 □□の費用が抑えられて良いですよ!

・静岡ではこういった資料を作成していて

 お客さんから見やすいと好評です!

 

など、僕は全国のFPと定期的に会い、

「なるほど、そんな提案ができるのか!」

というような有益な情報を得たり、

逆に提供したりしています。

 

場合によっては会わずに、電話やメールで

「こんな場合、どうするの?」といった

相談をしたり、逆にされたり。

 

全国にこういった仲間がいるというのは、

とても心強いですし、そこで得た情報を

お客様に提供できるのは良いですよね。

 

FPをもっと世に広げる為にも、今後も

続けていきたい関係です。

 

今日はその面談の中で一つ、興味深い話が

出ましたのでシェアしたいと思います。

 

 

【家づくり、最近の傾向】

 

「北海道ではまず断熱を●●して、この

レベルまで持って行かないとダメですね」

 

「新潟だと、○○までで十分。それ以上は、

オーバースペックですよ」

 

「静岡では、それよりも耐震性が重要です。

南海トラフ地震のリスクもありますからね」

 

意見交換をする中で、それぞれの地域での

断熱に対する考え方や耐震性については、

気候や地震リスクに対するエリア特性が

ある為、地域差を感じました。

 

確かに、真夏でも30℃の日が数日しかない

北海道と、30℃以上が23か月続く関東

では家づくりに差があってもおかしくあり

ません。

 

しかし、ある部分については

「あー、それはうちのエリアも同じです!」

と、意見が一致したことがありました。

 

それは、

『家の大きさが縮小傾向にある』

ことです。

 

例えば今まで34坪の家が平均だったのが、

33坪、32坪、場合によっては30坪を切る

家を建てる人が増えたということです。

 

これには様々な理由がありますが、

「家以外にお金をかけたい人が増えた」

ことが一番の理由だと考えられます。

 

実際に内閣府の調査では、家や住環境より、

『余暇・レジャー・趣味』

にお金を使いたい人達が、とても増えて

いるそうです。

 

大きな家を建てるよりも、小さな家の方が

建てる金額は安くなりますから、小さな家

で満足する人が増えているということです。

 

・・・・・・

 

さて、小さな家を持つ人が増えてきている

と説明しましたが、では小さな家にする

ことで、具体的にどれだけメリットが

出てくるのでしょうか。

 

今回は、ファイナンシャルプランナーと

して、お金のメリット中心にご説明して

いきますね。

 

 

【小さな家にする金銭的なメリット】

 

想像しやすいと思いますが、大きな家を

つくるよりも、小さな家の方が建築コスト

を低くすることができます。

 

例えば、

35坪なら2,500万円かかる家が、

30坪なら2,200万円で購入することが

可能になったりしますね。

 

これだけで300万円、削減できます。

 

さらにこの300万円にかかるはずだった

住宅ローンの金利もかからなくなります。

 

300万円に対し、35年間1.6%の金利が

かかるとしたら、利息だけで約92万円

ですから合計392万円、大きいですね!

 

さらにさらに、家がコンパクトになると、

光熱費も安くなります。

 

大きな空間より、小さな空間の方が、

エアコン冷房で涼しくするのも、暖房で

暖めるのも低コストになりますよね。

 

 

【見落としがちなこんなところ】

 

さらに、後々かかる『メンテナンス費用』

も少なくすることが可能です。

 

例えば、

15年後に外壁を交換しないといけなく

なった場合、外壁の面積も小さな家の方が

少ないですから、おのずとメンテナンス

費用も安くなりますね。

 

また、小さな家の方が『固定資産税』も

安くなる傾向にあったりと、お金の面で

たくさんのメリットが出てきます。

 

・・・・・・

 

このように、家をコンパクトにすることで

金銭的なメリットが出るのは確かです。

 

しかし、一方で小さな家にすると

・窮屈になりそう

・収納が心配

・欲しい部屋数が手に入れられない

と、心配される方も多いようです。

 

後々、収納が足りなくなることを考えて、

『念の為・・・』

大きな収納を用意しておこう、と。

 

この考えがある限り、家を小さくする

のは難しくなりますから、これに対する

解決策も記載しておきますね。

 

 

【兼ねることの重要性】

 

家の間取りを考えた時に、どんどん

大きな家になっていってう理由は、

「足し算」

で間取りを考えてしまうからです。

 

足し算とは、

・収納がもっと欲しい

・書斎が欲しい

・客間もあった方がよい

・子どものスタディースペースが欲しい

 

こんな感じですね。

 

全てほしいものを足し算していくと、

家がどんどん大きくなってしまいます。

 

かと言って、収納を減らすと部屋が汚く

なってしまうし、書斎で仕事をするのは

マイホームを買う上での夢だったから

諦めたくない…

 

こんな場合は、

「その空間に2つ以上、役割を持たせる」

ことで解決することができます。

 

例えば、

・客間と子供室を兼ねた部屋をつくる

・階段の下のデットスペースを収納にする

・書斎と子供の勉強ペースを一緒にする

 

等々、2つの役割を「兼ねる」ことで、

単純に欲しい空間が増えていってしまう

ということを防ぐことができます。

 

自分で考えるのは難しいかもしれませんが、

建築業者や設計士さんに相談してみると

良い提案を受けられるかもしれません。

 

・・・・・・

 

初めての家づくり、『大は小を兼ねる』

感覚で、大きな家にしたい!と考える方が

多いようです。

 

しかし、一方で小さな家にはお金の面以外

にも、掃除が楽になったり、家族の距離が

近くなったりと、メリットがたくさん

あります。

 

小さな家づくりは全国的な「家づくりの

傾向」のようですから、興味のある方は

是非、検討してみてくださいね。