札幌住まいのFP相談窓口  > お役立ち情報  > 入院したら…高額療養費を解説

入院したら…高額療養費を解説

From:新松尊英@札幌住まいのFP相談窓口

OPP_0001rr00

 

前回のメルマガにて私が入院したこと、

そして入院手術にかかった費用について

ご報告させていただきました。

 

費用は、入院前後の検査で約4万円、

4泊5日の入院・手術で約15万円、

合計すると20万円程度です。

 

そしてここから『高額療養費制度』により

数万円、お金が戻ってくる予定です。

 

これから所定の手続きを開始しますが

7万円程度還付されるかなと思っています。

 

結果的に今回の入院、手術、検査の合計は

13万円程度になりそうですね。

 

4泊5日入院して手術もしましたし、

その前後も多くの検査をしてもらったので

この金額で収まって良かったなと感じます。

 

個室(1日8,800円、1泊2日17,600円)

合計44,000円を含んでの金額ですし、

個室を選ばなければ10万円以下ですから。

 

しかし、これは私が『高額療養費制度』を

しっかり理解してフル活用したからこそ、

この金額で収まったという側面もあります。

 

何も考えずに入院していたら、おそらく

あと3~4万円高くなっていたと思います。

 

今日はこの『高額療養費制度』について、

注意点を説明していこうと思います。

 

 

1ヶ月の医療費上限制度

 

この制度の存在自体を何となく知っている

という方も多いのでは?と思います。

 

正式名称は、

『高額療養費(こうがくりょうようひ)』

が正解です。

 

※高額医療費?と間違ってお医者さんや

看護師さんに言ってもたぶん通じます。

 

ざっくり言えば、1ヶ月あたりにかかる

医療費に上限を設定しますという制度。

 

ちなみに高額療養費を使わずも保険証を

見せるだけで6歳~69歳なら自己負担が

3割となりますよね。

 

例えば実際の医療費が1万円かかっても、

自己負担は3,000円みたいな形で。

 

3千円なら何とかなるかもしれませんが、

仮に医療費が100万円かかった場合は

30万円にもなりますから結構な負担です。

 

そのため、一定額以上の高額な医療費が

かかった場合には「高額療養費制度」を

利用することで更に自己負担額を減らす

ことができるのです。

 

何となく制度自体は理解できましたか?

 

ちなみにこの制度のことを知らなくても

実際は病院側から「こんな制度がある」と

教えてくれますから安心してください。

 

ただ事前により詳しく理解しておくことで、

自分が入院した際にどのくらいお金が

かかるのか知ることができたり、

 

人によっては医療保険に加入しておいた

方がいいのか?を判断できると思います。

 

高額療養費について、私も今回入院して

始めて知った情報もありました。

 

注意点が『5つ』ありますから、

興味がある人は続きをお読みください。

 

 

1ヶ月あたりとは?

 

高額療養費は1ヶ月あたりの上限を定める

制度ですが、この『1ヶ月』とは『同一月』

を指します。

 

つまり、1日から月末までということ。

 

例えば、

『10月1日~10月31日まで』

ということです。

 

そのため、

『10月15日~11月14日まで』

となると、

 

同じ31日間にも関わらず、1ヶ月の上限が

10月分と11月分の2ヶ月分かかってしまう

ことになります。

 

その為、私はあえて10月1日に外来の予約、

退院後も10月中に検査を受けました。

 

入院前の検査~退院後の通院までを

何とか10月1日~31日のうちに

全部終わらせたかったから、です。

 

おかげですべての医療費を同一月の

1ヶ月上限分で抑えることができました。

 

 

外来と入院は別

 

入院前後の検査で約4万円(外来)、

4泊5日の入院・手術に約15万円の

医療費がかかっているのですが、

 

高額療養費は外来でかかった費用と

入院中にかかった費用とが別々に計算され、

それぞれ高額療養費の対象になる最低額が

決まっています。

 

私は入院でかかる費用は高額療養費を

受けられることは確定していましたが、

 

外来で受けた検査費用などを高額療養費に

合算できるかどうかは、外来でかかった

費用が10月中の合計で21,000円以上に

なる必要がありました。

 

私が手術前後の外来でかかった費用合計は

約4万円ですが、これが9月や11月に

分散して外来受診をしていたら、

 

外来でかかった医療費4万円は高額療養費

の対象にはならなかった可能性があります。

 

 

個室代、食費等は含まない

 

あくまで高額療養費が適用となるのは

『医療費』に限定されます。

 

そのため、

・個室を選んだ際の個室料

・食事費(病院食)

・病院までの交通費や駐車場代

・病院内のコンビニで利用したお金

こういったものは対象となりません。

 

個室を選んだ際の料金ですが、

私が入院した病院は1日8,800円(税込)、

4泊5日で44,000円(税込)でした。

 

おおよそこのくらいの金額は、

どの病院でもかかると思います。

 

個人的な感想ですが、約1週間の短期間の

入院なら迷わず個室を選ぶと思いました。

 

他人の「いびき」や「そしゃく音」、

生活音が気になりませんし、

 

こちらも周りを気にすることなく

生活できる(ガスも出せる)というのは

とても価値のある環境だなと思いました。

 

 

収入によって上限が変わる

 

これは税金と同じような考えです。

 

収入が多くない人には、

高額過ぎる医療費も酷だろうから

上限額を低く設定しよう。

 

逆に多くの収入を得ている人には、

比例して医療費も多く負担してもらおう。

 

どのような計算式になるかは割愛しますが、

札幌市民の平均的な年収だと、医療費は

「上限9万円」程度になります。

 

これに上記で触れた個室料や食事費が

上乗せされるような感じになります。

 

 

先進医療、自由診療は含まない

 

健康保険の3割負担が対象にならない

先進医療、自由診療は、高額療養費の

対象とはなりません。

 

治療費が高額となる先進医療や自由診療。

 

これらに対する備えは、民間の生命保険

会社でそういった特約がついている

医療保険に加入するしかありません。

 

正直この保障が必要なのかは、

判断が難しいところではあります。

 

個人的には先進医療や自由診療でなければ

治療ができない、生きる選択ができない、

といった状況になる確率がかなり低いと

思っています。

 

その為、そういった事態に備える保険に

加入もしていなければ、

 

仮にそういった事態になってしまったら、

多額の治療費を全額預金から支払うか、

おとなしく死を覚悟しようと思っています。

 

 

・・・・・・

 

なんとなく多くの方が知っている制度では

あるものの、やはり細かい注意点があり、

知っているか知らないかで支払うお金が

かなり変わると感じました。

 

なかなか入院は身近なものではなく、

今の時点でこういった知識をつけていても

忘れてしまうかもしれません。

 

ただ、自分がそういった状況になったとき、

色々と調べると今回の私のように制度を

上手く活用できるということもあります。

 

とりあえず私は今回の入院が

とても良い経験になりました。

 

FPとして価値が一回り大きくなったと

感じています。

 

 

*******************

【”失敗しない住宅購入”無料メルマガ】

まだ登録していない人は、こちらから!

http://fp-sapporo.com/mail/

 

家は欲しい!でも…お金が心配なあなたへ

【あんしんマイホーム資金計画サービス】

詳細ヒアリング、予算診断結果のご説明、

2回の面談を含め5,000円にて行います。

詳しくは・・・

http://fp-sapporo.com/myhome/

********************