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年収よりも大切な○○までの期間とは?

From:新松尊英@札幌住まいのFP相談窓口

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さて・・・早速ですが、問題です!

 

「年収500万円の人」

「年収600万円の人」

どちらの方が、より多くローンを組んで、

より高い家を購入しても大丈夫でしょう?

 

これだけの情報であれば、大方の予想は

「年収600万円の人」

ですよね。

 

なぜなら年収が高いからです。

 

このように、年収をベースにして購入予算

を考える方がとても多いですね。

 

住宅の営業マンですら

「年収が多いと、たくさんローンを組める」

と考えていますから、そのような考えに

なってしまうのは仕方ありません。

 

先日もあるお客様から、この年収をベース

にした予算設定について、このような相談

を頂きました。

 

「僕の兄は年収が600万円あり、住宅

ローンを3,000万円借りたみたいです。

 

僕は年収が500万円なので、2,500万円

くらいに抑えた方が良いかなと思って

いるのですが、どう思いますか??」

 

あなたはこれについてどう思いますか?

 

お兄さんが600万円の5倍の3,000万円

ローンを組んだから、自分も500万円の

5倍の2,500万円のローンなら組んでも

大丈夫!ということですね。

 

確かに“なんとなく”で予算を決定して

しまうよりも、身近な方の予算を参考に

自分たちの予算決定をした方が、的確な

予算設定ができそうですよね。

 

しかし・・・

 

残念ながらこれは、間違いです。

 

確かに、家を買う上で、年収は多いに

越したことはありません。

 

しかし、だからと言ってそれだけで

予算を決めてしまってはいけません。

 

家庭内の支出やお子様の人数など、様々な

要因を絡めて考えるべきです。

 

・子どもの人数と、進学先について

・車の買い替え時期

・生活費

・趣味や旅行に使いたいお金・・・

 

などなど、これ以外にも予算を決めるうえ

で必要な情報がたくさんあります。

 

その中で、僕がこのお客様に対し、

一番最初に聞いた質問があります。

 

それは・・・

 

「お兄さん、何歳で家を買ったんですか?」

 

 

【年収よりも退職までの総収入】

 

お兄さんは40歳で家を購入したそうです。

 

一方で、このお客様の年齢は、現在34歳。

 

年齢が何に関係があるのかわかりますか?

 

実は、住宅ローンを返済していくうえで、

年収よりも大切なものがあります。

 

それは、

「定年退職までいくら稼げるか?」

つまり、定年までの総収入です。

 

年収はご存知の通り、1年間の収入です。

 

それに対し、定年までの総収入とは、

「現在から定年退職までに稼ぐことが

できるお金」のことです。

 

この総収入がどうして大切なのか?

具体的にこの家族で比較してみましょう。

 

お兄さんは年収600万円、

弟さんは年収が500万円、

つまり1年間で稼げるお金はお兄さんの

方が100万円多いことになります。

※税金等を入れるとややこしくなるので、

今回は割愛します

 

しかし、これを一般的な退職年齢である

60歳までの総収入として比較すると

どうなるでしょうか?

 

お兄さんの住宅購入時年齢は40歳なので、

当時から定年まで残り20年間働けます。

 

収入がずっと変わらなかったと仮定すると、

年収600万円×20年=12,000万円

の退職まで収入があることがわかります。

 

一方で、

弟さんは現在34歳、定年退職まで26年。

年収500万円×26=13,000万円

 

つまり、これから家を買おうとするタイミ

ングで考えると、弟さんの方が定年までの

収入が1,000万円多いことがわかります。

 

収入が多いということは、家の購入費用に

充てられるお金も多くなることになります。

 

年収600万円の方より年収500万円の人

の方が、その背景にある条件を加味すると

ローンを多く組み、高い家を買うことも

できる。

 

目から鱗ではありませんか?

 

 

【年収や貯蓄だけに目を向けると危ない】

 

このような例を見ると、年収や貯金にだけ

目を向けて予算を設定することがどれだけ

いい加減なのかがわかると思います。

 

年齢以外にも購入予算を決定する上で

必要な情報は山ほどあります。

 

・転職の有無

・定年退職の年齢

・子どもの人数

・進学先についての考え

・趣味

・奥様の収入や働き方

・車の購入費用

 

また、その家族特有の出費もありますよね。

 

例えば、

・毎年ディズニーランドへ行くのがルール

・それぞれの実家への帰省費用がかかる

・アレルギーがある為、サプリを購入

・転勤族なので、ご主人の単身赴任費用

 

このように、それぞれの家族には様々な

出費があるはずです。

 

だからこそ、このような支出がどれだけ

あるのかを把握した上で、予算を決定する

のがとても大切になるのですね。

 

では、予算を決定する為にはどのように

していけば良いのか??

 

ひとつ選択肢をお伝えしますと、

とてもザックリな計算にはなりますが、

「日本FP協会」のホームページに

ライフプラン診断をするページがあります。

 

ライフプランとは、将来の収入と支出を

洗い出し、貯蓄がどのように推移していく

のかを見極めることを言います。

 

現在の年齢や収入、生活費や住宅にかかる

お金などを打ち込むだけで、将来に渡って

安心した住宅購入ができるのか?

 

を判定してくれるシステムになっています。

 

ザックリなものではありますが、年収を

ベースに考えるだけの予算設定よりも

役に立つシステムになっていますよ。

 

もし、あなたが住宅購入予算に対し不安を

お持ちであれば、一度試してみることを

おすすめします。

 

 

P.S.

札幌住まいのFP相談窓口では、

「あんしんマイホーム資金計画書」

作成サービスを行っています。

 

これは第三者の立場から、あなたにとって

『適正な予算』を診断するサービスです。

 

年収や貯金、退職金の有無だけではなく、

生活費、子育ての考え方、趣味、旅行、

車の買い替え、実家への帰省代…

 

など、細かく情報をお伺いし、

「未来の貯金残高」

「将来、破綻しない為の住宅購入予算」

をお伝えしています。

 

とても好評なこのサービスに関して、

近々キャンペーンを行う予定です。

 

また、改めてお知らせしますので、

もう少しお待ちくださいね。