From:新松尊英@札幌住まいのFP相談窓口
福住生まれ、福住育ち・・・
私の実家は豊平区福住にあり、実家に帰る
ときには、地下鉄東豊線(青色の沿線)に
よく乗ります。
福住は始発駅ですし、朝と夜以外は
基本的に『ガラ空き』なので、
ほぼ100%、座ることができます。
ただ、福住には『札幌ドーム』がある為、
コンサドーレや日本ハムファイターズの
試合がある時は、ユニフォームを着た人で
とても混雑しています。
コンサや日ハムの時でも福住駅構内は
そこそこ混雑しているのですが、
「嵐」
「EXILE」
「サザンオールスターズ」
など超一流アーティストが来ると・・・
福住駅は完全にパニック状態に陥ります。
「押さないでくださーーーい!!」
「車内いっぱいなので、次の地下鉄に
乗ってくださーーーい!!」
こんな声が響き渡っています。
まさに戦場・・・
駅員さんも事故が起こらない様に必死です。
電車内を客観的に見ても、
「こんな満員の地下鉄、乗りたくない・・・」
と、思ってしまうような状況。
できることなら、ギュウギュウ詰めよりも
スカスカの地下鉄にストレスなく乗りたい
ですよね?
私も2年前まではそう思っていました・・・
【全然、余裕で乗れるじゃん!!】
しかし、最近だと周りの人が
「もういっぱいだから乗れないなぁ」
と言っているような地下鉄にも
躊躇なく乗るようになりました。
正直、東豊線の混雑状態がまったく
苦にならなくなったんですよね。
これには、私自身も驚きです。
どちらかというと、私は周りの方との
間隔を広く保ちたいタイプなんですが…
今では全然気にすることなく、
それこそ“余裕”で乗ってしまいます。
自分でも驚くほど、満員電車に気にせず
乗るようになった理由とは?
【満員電車の『基準』が変わった】
それは、私の中での『満員電車の基準』が
変わったからです。
基準を変えた原因は、札幌の住宅会社を
辞め、東京のFP事務所に転職した際に、
東京の満員電車を経験したからです。
私は、板橋区というところに住んでいて、
その町の最寄駅が「日本一の満員電車」と
言われる『JR埼京線』の板橋駅でした。
この埼京線・・・
本当に冗談じゃなくハンパないんですよね。
来る電車のドアには、
今にも押しつぶされそうな・・・
いや、押しつぶされている
サラリーマンの姿ばかり。
7時、8時台は地獄で、
「満員だから次の電車に乗ろう」
と見送っても、次も、その次も、次次次も
同じような状況の電車しかこない・・・
仕方ないから、“乗る場所のない”電車に
無理矢理乗るしかない日々でした。
夏場なんて本当に最悪でしたよ・・・
写真は「山の手線」ですが、
これも日常茶飯事、超普通の光景です・・・
ただ、この経験があったことで、
札幌の満員電車は『超スカスカ』に
感じることができます。
満員電車の基準がガラッと変わりました。
【家づくりの基準を変えてみては?】
家づくりにおいても、札幌から東京へ
基準を変えることができれば、選択肢が
ものすごく広がるのになぁ、と思う事が
たくさんあります。
家の大きさ、土地の広さ、通勤時間、
夫婦の働き方についての考え方・・・
このあたりの基準の何かひとつだけでも
変えることができれば、マイホーム計画の
選択肢をより広げることができますよ。
例えば、家の大きさについてですが、
札幌市内の平均的な家の大きさは
30坪~34坪といったところです。
しかし、東京都内、近郊都市で考えると、
25坪~28坪が平均的。
「25坪?大丈夫?狭くない?」
と、聞こえてきそうですが、
東京近郊のお客様のご自宅に伺った時も
皆さん、25坪前後の床面積に対して
全然“狭さ”を感じていませんでした。
それが当然!といった感覚。
『当たり前』の基準なんですよね。
【家を小さくする理由】
なぜ、このような差が生まれているかと
いうと、それは『土地』が原因です。
土地の価格が高すぎるから、必然的に
建物に予算をかけることができません。
東京近隣の埼玉、神奈川、千葉といった
東京までの通勤時間が『90分以内』を
条件に土地を購入すると、
札幌市中央区の高級住宅街、
『円山公園』で土地を購入するよりも
高くなります!
※東京の人に、「円山、安っ!」って
言われたことを思い出します…
その為、建物に予算をかけられません。
建物は面積が小さくなればなるほど、
外壁、構造資材、作業人件費等が圧縮され、
建築金額を抑えることができます。
家の価格を抑える為には、キッチンや
お風呂等のグレードを下げるとかよりも、
家を小さくすることがとても有効なのです。
家の建築予算を減らせることができれば、
土地にかける予算を増やすことができたり、
月々の住宅ローンの返済を抑えることも
できますよね。
【小さな家のメリットとは?】
それに、家の大きさが小さくなるのは、
何もデメリットではありません。
・掃除がしやすくなる
・暖房光熱費も圧縮することができる
・メンテナンスを圧縮することができる
・家族の距離が自然と近くなる
・固定資産税が安くなる
などなど、実はメリットを上げると
キリがありません。
『25坪の家=小さい』
という基準を見直すと同時に、
『小さい家=デメリットが多い』
という考え方を見直せると良いですね。
・・・・・・
とはいえ、初めての家づくり。
夢や希望をいっぱい抱えている方も
多いかもしれません。
「お客さんが来た時の為に、客間が必要」
「子供部屋は6帖以上ないとかわいそう」
「収納はたくさんあるに越したことがない」
このように考えている人はとても多いです。
しかし、ある程度、制限をかけなければ、
どんどん家は大きくなっていきますからね。
気を付けてください。
誤解を招かないように言っておくと、
大きな家をつくることを否定するつもりは
ありませんよ。
ただ、小さな家をつくることで、
その見返りを得ることもできる。
このことをあなたに伝えたいだけなのです。
P.S
実は今、私の親族もマイホーム購入計画を
進めているのですが、床面積は26坪です。
これだけ聞くと、「うわ、狭くない?」と
言われることが多いのですが、
図面を見せると「これだけしっかり要望が
詰まっていて26坪でできるんだ!?」と
感心されます。
25坪もあれば意外と十分なんですよ?
もちろんお願いする建設会社の
設計力にもよると思いますが…
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保険や住宅を売ることを目的にせず、有料で相談を受けている住宅購入専門のファイナンシャルプランナー。そのスタイルが支持され、札幌市近郊を中心に累計1,000件以上の住宅コンサルティングをおこなっている。