住宅購入で2番目に多い失敗と解決策

From:新松尊英@札幌住まいのFP相談窓口

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私が考える住宅購入における最大の失敗。

 

■住宅ローンの負担が多すぎて生活水準を

 さげることになってしまった

■住宅ローンを返す為に働いているも同然

■住宅ローンの返済ができずに家を手放す

 ことになり、さらに借金も残る・・・

 

これら住宅ローンの負担が大きすぎる

ことにより引き起こされる状況が

最大の失敗だと思っています。

 

このような状況に陥っている方に

お会いしたことが何回かありますが、

 

想像以上に『人生が楽しくないもの』に

なってしまっているのが表情から

ひしひしと伝わってきます・・・。

 

正直、その時点では既に私にできることは

ありませんし、会うと気が滅入ってしまう

為、できるだけお会いしたくありません。

 

私は住宅購入における最大の失敗をして

ほしくないからこそ、一番初めにしなけ

ればならないことは

 

『自分たちに合った適正な住宅購入金額を

把握することです』

 

と何度も何度もお伝えしているわけです。

 

この考えは今後もブレることはありません

し、これから先も言い続けていきたいと

思います。

 

住宅購入における失敗の中で

『お金の失敗』に勝る失敗はありませんね。

 

ここは特に注意してください。

 

 

住宅購入、2番目の失敗とは??

 

さて、一番注意してほしい失敗は前述の

通り『お金に関する失敗』です。

 

では、2番目に多い失敗とは??を

考えると家の『大きさ』に関する失敗を

されている方が多いと思います。

 

例えば、

 

■リビングをもっと大きくすれば良かった

■収納をもっと増やせば良かった

■洗濯物を干す場所を増やせば良かった

 

といった「もっと大きく、広くすれば

良かった」という後悔がある一方で、逆に

 

■リビングが広すぎて掃除が大変

■家が大きいからその分、光熱費がかかる

 

といった「もっとコンパクトで良かった」

という後悔、失敗談もあるのです。

 

自分達にとって適正な大きさの家を建てら

れなかった失敗ということになりますね。

 

今回はこの住宅購入において2番目に多い

失敗をできるだけしないようにする為には

どうすれば良いかをお話ししますね。

 

 

なぜ大きさの失敗が起こる?

 

この原因は様々あると思いますが、

大きく分けると理由は2つ。

 

1つ目は、自分達にとって

『必要な大きさ(量)が把握できていない』

ことだと思います。

 

例えば前述のように『広いリビング』が

欲しい家族だとしましょう。

 

この時の『広い』という言葉、

実はとても曖昧な表現なんですよね。

 

広いリビング

 

あなたにとっての『広い』の基準が

8帖なのか、それとも10帖なのか?

 

または、2mのソファーを2つ置いても

ゆとりがある広さのことなのか?

 

この辺りをしっかりと自分自身で把握する

ことができていなければ、それを設計士に

伝えることはとても難しいでしょう。

 

広さを具体的に説明することができない

『何となく』の要望を設計士に『何となく』

伝えているのに過ぎませんからね。

 

あなたが思い描いている大きさと

設計士が思い描いている大きさとの乖離に

よって必然的に誤差が生まれ、おのずと

大きさの失敗が起こっているのでしょう。

 

 

解決策は??

 

この解決策は、もっと要望を

『具体的に』提示することです。

 

具体的というのは何も数字で

『何帖くらい必要!』ということだけでは

ありません。

 

リビングなら

・どんな家具を置きたいのか?

TVとソファーはどのくらい離れるか?

などを考え伝えるべきですし、

 

寝室なら

・寝具はダブルベッド?シングル2つ?

・寝室でTVを見るか?本棚は必要か?

を考えて伝えるということです。

 

同様に玄関の収納についてなら

『靴をたくさんしまいたい!』ではなく、

『ブーツが10足、スニーカー100足』

と、いったように具体的な物量や数字に

表して考えられると良いですね。

 

この広さや量に対する希望が具体的に

なればなるほど、設計段階で要望を汲んで

くれるようになると思います。

 

・・・・・・

 

さて、失敗する理由の2つ目ですが・・・

 

 

図面をしっかり把握できない

 

この為だと思います。

 

先述のように具体的に必要な大きさを伝え、

設計士さんに間取り図を描いてもらいます。

 

この図面を用いて家の計画は進んでいくの

ですが、初めて建てる家ですし、なかなか

この図面を正しく把握することができる人

はいないんですよね。

 

図面を見る限りだと、

「なんかリビングが狭く感じる・・・」

と思い、もう少し大きなリビングにして

欲しいと注文するも、実際に完成すると

 

「え、こんなに大きいの?」

と、なってしまっている人が割と多い。

 

平面図から完成形を完全に想像するのは

何度も家を建てているプロでも容易では

ありませんからね。

 

その為、作成してもらった図面と自分達の

想像とのズレを埋めていく作業が必要に

なります。

 

 

解決策は??

 

この図面と実際に出来上がる空間とのズレ

を埋める為には・・・

 

実際にメジャー、スケールを使って

今の家と比較するしかありません。

 

図面を見るとちょうど良い距離に感じる

TVとソファーの位置関係もメジャーを

使って図ってみると、

 

「あれ、思ったよりTV遠いな?」

「うわ、TV近い!」

 

と、なるかもしれません。

 

なので実際にメジャーを壁から当てて、

ソファーを置く位置に座り、TVを眺めて

見ましょう。

 

その他にも

・キッチン背面の収納棚の幅

・ウォークインクローゼットの空間

・洗濯物を干すパイプの長さ

 

等々、メジャーを使って今の家と比べて

みてください。

 

きっと図面ではわからなかった大きさや

長さの規模感を掴めるハズです。

 

この2つの失敗する原因と対処法を

実践することで大きさや広さで失敗する

確率を大幅に下げることができるはずです。

 

あなたがもしこれから間取りを考える、

もしくは考えているならこの方法を

実践してみてくださいね。

 

 

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新松 尊英
札幌住まいのFP相談窓口代表。札幌で住宅会社の営業マンとして働いた後、中立的な第三者立場から住宅購入の相談ができる仕組みを確立するために独立。

保険や住宅を売ることを目的にせず、有料で相談を受けている住宅購入専門のファイナンシャルプランナー。そのスタイルが支持され、札幌市近郊を中心に累計1,000件以上の住宅コンサルティングをおこなっている。