贅沢品だと思っていた車を買った理由

From:新松尊英@札幌住まいのFP相談窓口

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私ごとで大変恐縮ですが・・・

 

新車を買うことにしました!

 

かれこれ5年くらい前からずーーっと

欲しかった車があったのですが、

 

今買うのは「贅沢だぞ、浪費だぞ!」って

心の中のリトル新松が言うものですから、

 

「我慢だぞ、新松・・・」

とずーーっと、言い聞かせてきたわけです。

 

現在乗っているトヨタのプリウスは

走行距離70,000kmを超えましたが、

乗ろうと思えばまだまだ乗れますからね。

 

実際はその車がモデルチェンジするだろう

来年か再来年に買おうと思っていましたが、

「本当に乗り心地が良いのか?」

「オプション諸々で総額いくらなのか?」

を前もって調べておこうと思いディーラーへ。

 

「やっぱり内装がラグジュアリーだな」

「車高が高くて乗りやすそうだな」

実物を見た感想は想像してた通りでした!

 

「よし!この車をそのうち買うことを

目標にあと1、2年頑張ろう!」

と思ったのですが・・・

 

その営業さんから言われた一言により、

私は今買うことも悪くない選択肢だと

思うようになりました。

 

 

この車は価値が減りづらい

 

「リセールバリュー」という言葉、

あなたは聞いたことがありますか?

 

「RE SALE」→「再度売る」、

つまり「再販価値」のことです。

 

私が今、この車を買って数年後に

中古車として売却した時につく値段です。

 

※中古車販売の際に使われることが多く、

「リセールバリュー」という言葉自体は

中古車買い取りで有名なガリバーさんの

登録商標みたいです。

 

例えば・・・

私が車を約300万円で買ったとしましょう。

 

それが5年後に100万円で売れるのか?

それとも200万円~230万円もの値段を

つけてくれるのか?

 

この値段がリセールバリュー。

 

私が買おうとしている車は中古市場で

非常に人気(海外需要が高い)だそうで、

 

300万円で購入したとしても、5年後、

現在の市場価値であれば220~230万では

確実に売れる!とのことでした。

 

『ディーラーが上手い営業トークで

何とか買わせようとしてるだけじゃない?』

 

と、不審に思ったのですがプリウスを売る

中古車屋さんに同じことを聞くと

 

「その車は本当に高く売れますよ!

ディーラーさんが言う通り、買取り価格は

200万は確実に超えますね~!」

 

と、言われたので本当なんだと思います。

 

それでも心配なので、他社ディーラーの

友人にも聞きましたが、やはり本当らしい。

 

いつになるかわからないモデルチェンジを

待って我慢しているより、

 

5年間、購入金額と売却金額の差額である

100万円以下で乗りたい車に乗れるなら

この選択はアリではないか?

 

と、思うようになりました。

 

さらに私の場合、事業主なので車を

経費として利用でき節税効果もあるため、

 

実際には50万円~70万円以下で

5年間乗れる計算です。

 

まぁ、乗りたい欲求に負けた部分もあり、

自分を正当化している感じもしますが…

 

 

常に目先の金額だけを考えない

 

あまり車に対して詳しい訳ではなかった為、

今回の出来事は非常に勉強になりました。

 

もちろん今の車をそのまま乗り続ければ、

それ以上にお金はかからないのですが・・・

 

我慢だけでは人生楽しくないですしね。

 

ファイナンシャルプランナーにも

時には贅沢やご褒美も必要なのです(笑

 

さて、この考え方は日々の生活の中で

広く転用することが可能です。

 

目の前にぶら下がっている値段だけを見ず、

それで得られる価値やリターン、

 

最終的にトータルでかかるコストを考慮し、

買うものを選定していく作業です。

 

私は職業柄、目の前のものを買う時に

得られる価値を計算して、

「これは本当に買う価値があるのか?」

と考えてしまう悪い癖?があるのですが、

 

その結果、同年代の方たちの平均に比べ、

それなりに多く貯蓄できていると思います。

 

今からでもこの考えを取り入れられる様に

なれば、老後の資産残高を大きく変える

こともできると思いますよ。

 

 

大きな買い物ほどトータル試算を

 

特にマイホーム購入には、

この考え方がとても重要です。

 

なにせ人生で一番高い買い物ですからね。

 

たった1%の考え方の差がとても大きな

影響を及ぼすことになります。

 

3,500万円の新築を買うのは厳しいから、

2,500万円の中古住宅を購入したが、

結果的にリフォーム代金が数年間で

あちこちでかかり、結局、高上がりに

なってしまうパターン。

 

断熱性能もボイラーの性能も数十年前の

仕様で、光熱費がバカ高く、住宅ローンの

返済額と水道光熱費をたしたら、

新築の高スペックな家に住んだほうが

月額のトータル費用が少なかったパターン。

 

交通の利便性が悪い安い土地を購入したが、

その為、車が2台必要になり、その購入費が

数年に一度かかるパターン。

 

こんな感じですね。

 

もちろん目先の金額も超大切なのですが、

トータルでかかる費用に目を向けることの

方がもっともっと大切です。

 

この考え方を日々持つことで、

生涯で支払わなければならないお金を

圧倒的に減らすことができると思います。

 

最初は

「イチイチ考えるの面倒だな・・・」

と思うかもしれませんが、慣れてしまえば

とても簡単ですし、とても楽しいものです。

 

マイホーム購入に対して、

このような考えを持ったことがない人は、

是非、考えてみてほしいですね。

 

大きな買い物ほど、この考えを採り入れる

ことで大きな差が生まれるものです。

 

 

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新松 尊英
札幌住まいのFP相談窓口代表。札幌で住宅会社の営業マンとして働いた後、中立的な第三者立場から住宅購入の相談ができる仕組みを確立するために独立。

保険や住宅を売ることを目的にせず、有料で相談を受けている住宅購入専門のファイナンシャルプランナー。そのスタイルが支持され、札幌市近郊を中心に累計1,000件以上の住宅コンサルティングをおこなっている。