ネットを100%信用してはいけない理由

From:新松尊英@札幌住まいのFP相談窓口

OPP_0001rr00

 

新型コロナウイルス。

 

日夜ニュースを騒がせていますね。

 

対策方法や北海道での感染者数が

何人になったという報道もあれば、

 

トイレットペーパーが不足しているという

デマ情報が拡散されて、その情報を信じた

人たちがドラックストアへ押し寄せるなど、

 

報道やネットの情報によって人々が

振り回されている感じがします。

 

誤報をみた人により買い占めが起こり、

店頭からトイレットペーパーが

なくなってしまいました。

 

本当に家にトイレットペーパーがなく、

トイレに入れない状態になってしまう人が

いなければいいのですが・・・。

 

こういった誤った情報が出る理由は

色々あると思うのですが、

 

いわゆる「転売ヤー」と言われる

品薄商品を転売することで儲けようと

している人たちが拡散したのでは?

 

と個人的には思ってしまいます・・・

正確なところはわかりませんけどね。

 

デマ情報は誰が出したかわかりませんが、

結果的にデマが原因でマスクや消毒液と

同じように店頭では品薄となり、

 

ネットでの販売価格が、

「1ロール999円!」

と数十倍に跳ね上がったようです。

 

新型コロナウイルスの影響で今後、

世の中がどのような展開になっていくのか

まったく予想がつきませんね。

 

 

交通事故にあいました

 

話は変わりまして・・・

 

新型コロナで世の中が大変な中、

私、2月末に交通事故にあいました。

 

会社から自宅へ帰ろうと車を走らせ、

交差点で信号待ちをしていたところに

 

「ゴツン!」

と、後ろから追突されたわけです。

 

私は停まっていた状態でしたから、

100%相手が悪い状況なのですが、

 

とはいえ、どんな相手なのかわからないと

「もし怖い人が出てきたらどうしよう…」

と心配になるものですね(;_;)

 

幸いにして、同年代くらいの

物腰の柔らかい男性で、

 

「すみません、本当にすみません・・・」

と謝ってくれるものですから、

 

「しっかり車を修理してもらい、

治療費も保険で出るなら問題ないですよ」

という感じで事故処理を進めました。

 

事故の影響として当日と翌日は

胸に痛みと違和感があったのですが、

 

2、3日経過したあたりから

・首の重さ

・背中のこわばり

・肩甲骨あたりが痛い

・腰が痛い

という症状も出てきましたので、

病院へリハビリに通っています。

 

このあたりの通院費用は相手の保険で

対応してもらうのでかからないのですが、

 

とはいえ、何日も通わないといけないと

時間もかかりますし、労力もかかります。

 

車も修理に出さないといけないですし、

お金はかからないものの、面倒ですね…。

 

しかも、新型コロナウイルスの影響で

できるだけ外出したくない状況ですから。

 

 

慰謝料について

 

このようなことから、今回の事故による

「慰謝料」を請求しようと思っています。

 

もちろん法外な慰謝料を請求するつもりは

ありません。

 

自賠責保険内の適正な慰謝料ですね。

 

事故にあったことによって、

しなくてよかったリハビリや、

車の修理作業などにかかってしまった

時間や手間に対するものです。

 

しかし、なかなか交通事故にあわないので

自賠責保険における慰謝料の請求について

よくわかりません。

 

今回、一番わからないのは、

・人身事故にするのか

・物損事故にするのか

ということでした。

 

警察から

「物損事故にしても治療費は保障される」

とフワッと伝えられたものの、

 

本当に正しい情報なのかを

セカンドオピニオンに聞きたいなと思い、

回答を少し待ってもらうことにしました。

 

翌日病院へ行き、同じことを聞いたときも

「物損事故でも保障される」

と言われたのですが・・・

 

それでもなぜか不安が残っています。

 

その理由は、ネットである弁護士が書いてた

記事の内容がまったく違ったからです。

 

 

真実は何なの?

 

ある弁護士が書いてあるネット記事には、

 

『物損事故では保障されないケースがある』

『どんな場合にも人身事故にするべきです』

 

こんな感じで書かれていました。

 

警察や病院の人が言っていることとは

全然違いますよね。

 

どちらが真実なのかわからない状況に

なってしまいました。

 

結果、私が信頼する人に紹介してもらった

弁護士さんにお話しを聞いたところ、

 

「物損事故でも保障される」

という回答をもらったと同時に、

 

「ネットの情報は嘘も多いので、

全く信じなくて大丈夫です」

と心強いアドバイスもいただいたので、

今はとても安心しています。

 

 

ネットはポジショントーク

 

あなたは「ポジショントーク」という

言葉を聞いたことがありますか?

 

色々な意味があるのですが、最近では、

 

「自分の立場を利用して、自分に有利な

状況になるようにおこなう発言のこと」

 

を指したりします。

 

例えば、

 

・新型コロナウイルスのデマ情報の場合、

品薄になるとネットで拡散し、転売価格を

上げることで自分の利益につながる人が

発言すること

 

・交通事故の記事の場合、人身事故になる

ことで弁護士への相談件数が増えるので、

意図的にそういった記事を書く

 

こんな感じで、自分の利益になるように

誘導させている記事や発言です。

 

今はネットでかんたんに情報を得ることが

できますが、実はその情報にも

 

「正しい情報」と「正しくない情報」が

混在しています。

 

正しくない情報が溢れている理由の1つが

ポジショントークの場合があるからです。

 

情報を得る場合は、このあたりも把握し、

正しい情報なのかどうかを見極める必要が

ありそうですね。

 

 

住宅業界も同じ

 

住宅購入に関するネット記事は

様々な分野で無数にあります。

 

・住宅ローンについて

・断熱性能について

・ハウスメーカーの選び方

・中古物件の売却の仕方

 

これら以外にもたくさん住宅購入における

ネット記事が溢れていますが、

 

結果的にそれが正しい情報なのか、

誰かのポジショントークなのかを

見極めなければなりません。

 

無料で得られる情報ですから、

 

「その記事は誰がどんな目的のために

書いている記事なのか?」

 

このあたりを見極めることができれば、

正しい情報なのか、ふるいにかけることが

できそうです。

 

とはいえ、私も今回の交通事故の前から

「ネットの情報は単なるポジショントーク」

の場合が多いとわかっていましたが、

 

実際にその状況に直面すると、

なかなか判断が難しいものですね・・・

 

ネットは「真実半分、嘘も半分」と考えて

おくのが良いかもしまれません。

 

 

*******************

【”失敗しない住宅購入”無料メルマガ】

まだ登録していない人は、こちらから!

https://wp.webte.st/fprise-cl/mail/

 

家は欲しい!でも…お金が心配なあなたへ

【あんしんマイホーム資金計画サービス】

詳細ヒアリング、予算診断結果のご説明、

2回の面談を含め10,000円にて行います。

詳しくは・・・

https://wp.webte.st/fprise-cl/myhome/

********************

 

新松 尊英
札幌住まいのFP相談窓口代表。札幌で住宅会社の営業マンとして働いた後、中立的な第三者立場から住宅購入の相談ができる仕組みを確立するために独立。

保険や住宅を売ることを目的にせず、有料で相談を受けている住宅購入専門のファイナンシャルプランナー。そのスタイルが支持され、札幌市近郊を中心に累計1,000件以上の住宅コンサルティングをおこなっている。