From:新松尊英@札幌住まいのFP相談窓口
家を購入しようと考えてだしてから、
実際に家を建て引越しをするまでの期間は、
短いと1年未満、長い方だと10年以上と
言われています。
やはり人生最大の買い物ですから、長期に
渡り、検討される方がいるのもわかります。
僕も、あるモノを購入しようかどうか、
かれこれ3年程前より検討しており、
つい先日、それをようやく購入しました。
僕が購入したものとは・・・『炊飯器』です!
たかが炊飯器というなかれ・・・
最近の炊飯器は、1万円くらいの手軽に
購入できるものもあれば、超高級グレード、
金額にして10万円弱のモノもあるのです。
炊飯器に10万円・・・
なかなか簡単に決断できるものでは
ありませんでした・・・
【買うタイミング=値引きのタイミング?】
僕が3年程悩んでいたのに、ようやく
このタイミングで購入に踏み切った理由は
2つあります。
一つは、現在使っている炊飯器の性能が
著しく下がってきたから。
炊き立てなのに、美味しくなくなった。
そして、保温をするとすぐに酸化して
黄色に変色をする・・・
もうそろそろ、厳しいかな・・・
買い替えないといけないかな・・・
と、僕の中で炊飯器に対する『欲求』が
高まったからと言えます。
そして、二つ目の理由、それは
『歳末セール』の広告を見たことによって
「今、買えばお得かも!?!?」
と、行動を掻き立てられたからです。
どうせ同じものを購入するなら、
できるだけ安く購入したいですよね。
結果、定価が約80,000円程する炊飯器を
38,000円で購入することができました!
パナソニックの『ダブルおどり炊き』
2016年モデルです。
これで納豆ご飯も、今まで以上に美味しく
食べられると、僕の心も踊っています・・・
【家はいつ、一番安く購入できるの?】
「住宅を購入するにあたって、
どのタイミングが一番安く、大きな値引き
をしてもらえると思いますか?」
これはよく聞かれる質問です。
・歳末キャンペーン?
・クリスマスキャンペーン??
・年度末、決算キャンペーン???
どのタイミングでなら、一番値引きして
もらえるの?というこの質問。
まず、結論からいうと
「明確に、○○キャンペーンを狙え!」
というものは、正直ありませんね。
なぜなら、ハウスメーカー等の住宅会社
にとって、値引きの理由なんてどれでも
同じだからです。
ハウスメーカーが値引きをする理由は、
「お客様の購買意欲を高めるため」
「お得感を演出し、契約してもらうため」
です。
その為、それが歳末でも、クリスマスでも、
決算でも、会社設立39周年記念でも
何でも良いのです。
言い方はとても悪いですが、要するに
『売れれば何でもOK』ということです。
ただ、もし強いてあげるとすれば、
「決算期キャンペーン」ですかね?
理由は、とにかく売りたい時期だからです。
一棟でも多く、一万円でも多く利益を
会社に残さなければ、株主総会で何を
言われるかわからない上層部からは、
「どんな方法を取ってでも、売りまくれ!」
と、言われますからね。
確かに、このタイミングで購入する家は
その会社でも最安値、一番大きな値引きを
期待できると思います。
ただし、それに価値があるかというと、
どうでしょうかね。
【値引きは本当に良いものなの??】
このお役立ち情報では、何度もハウスメー
カーの値引きに対して提言してきました。
参考の記事としては、
クリックすると、記事に飛びますので、
まだ見てない方はご覧になってくださいね。
要約すると、値引きをする会社は根本的に
「値引きをしないと、家が売れない会社」
「家自体に魅力がない、価値が低い」
と、いうことができます。
値引きをして契約を迫ってくる会社は、
そもそもの商品力が他社と比べてない。
その為、金額やお得感を演出することで
しか、契約を取ることができません。
どうしても人は『値引き金額』に目を
向けてしまう性質があります。
A:2,000万円、値引きなし
B:2,500万円から500万円値引きで
2,000万円になります。
どうですか?
本当はAの2,000万円の家の方が価値が
あるかもしれないのに、値引き500万円と
いう“お得感”に価値を感じてしまう・・・
ここは、とても気を付けなければならない
ところですね。
なので、値引きをする会社自体、
僕は『ナシ!』だと思っています。
値引きをする住宅会社には要注意ですよ。
【炊飯器との大きな違い】
ちなみに、冒頭に書いた通り、僕も値引き
に目がくらんで炊飯器を購入した人間です。
では、僕も企業の術中にハマって、値引き
に目がくらんで、購入してしまったのかと
いうと、それは少し違います。
家と炊飯器とでは、決定的な違いがあるの
ですが、何かわかりますか?
それは、
「どこで買っても、全く同じ商品なのか?」
の違いです。
僕が購入したパナソニックの
「ダブルおどり炊き2016年モデル」
は、どこの家電屋さんで購入しても
同じ商品ですよね。
ネットでも、近所の家電量販店でも、
友人から購入しても、どこでも同じです。
だから、できるだけ「安く」購入できる
場所を選択する、できるだけ値引きをして
くれるお店を選ぶのです。
この場合、お店を選ぶ90%以上の判断要素
は、金額になります。
それが同価格だった場合は、店員さんの
対応だったり、長期保証であったり、
価格プラスαの部分になってきますよね。
しかし、家の場合はどこから購入しても
同じ家ができる訳ではありません。
デザインや性能の違い、技術力、設計力…
全く同じ家はありませんからね。
だからこそ、見るべきところは見積金額で
はなく、金額に対する価値になるのです。
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保険や住宅を売ることを目的にせず、有料で相談を受けている住宅購入専門のファイナンシャルプランナー。そのスタイルが支持され、札幌市近郊を中心に累計1,000件以上の住宅コンサルティングをおこなっている。