あなたは将来に不安を持っていますか?

From:新松尊英@札幌住まいのFP相談窓口

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今日は家の話でもなければ、

住宅ローンの話、

財テクの話でもありません。

 

ざっくり言えば、

「これからの時代を生き抜くために

今からできることをやっておきましょう」

という話です。

 

あまり興味がなければ、せっかくの時間が

もったいないので、今日の記事は読むのを

やめても大丈夫だと思います。

 

さて・・・

 

私は今年38歳になります。

 

このお役立ち情報を読んでいるあなたが

どのような属性の方なのかはわかりません。

 

おそらくマイホーム購入に興味があったり、

お金について少しでも勉強したいという

20代~40代の方が多いかなと思いますが、

 

どのような仕事につき、

どのような家族構成で、

どのような価値観をお持ちなのか。

 

このようなことまでは全然わかりません。

 

しかし、多くの方に共通することとして、

 

・現状に100%は満足をしていない

・将来について漠然とした不安がある

・何か新しいことをした方がいい気がする

・しかし、何をしたらいいのかわからない

・結果的に行動に移すことができない

 

このような想いを持っている人が

多いのでは??と思います。

 

 

人生相談をしたい

 

最近、年下の人から転職や副業についての

相談を受けることがとても増えてきました。

 

転職の経験が数回あり、その後独立して、

自分の好きなことで生計を立てている。

 

時間を自由に使っていて、

事業の調子も良さそう、

うらやましい生き方だな。

 

周りの年下達から思われている

私のイメージです。

 

合っている事もあれば、

もちろん合っていない事もあるのですが、

 

30歳前後の方々は、最初に就職した会社で

一通りの仕事を覚え、仕事に対する自我が

芽生えてくる時期らしく、

 

現在の会社に対する要望や不満や不安、

それを解決できない自分への絶望感から

転職や独立を考え出すようです。

 

新型コロナウイルスの影響もあり、

本業をしながら複数の収入源を得たいと

考える人も急増しているみたいですね。

 

そこで私に相談をしてくるようです。

 

「どうしたら良いと思いますか?」

「どんな業種へ転職するべきでしょう?」

「独立するって大変ですか?」

 

私も最初の転職は28歳の時でしたし、

このような欲求を持つのも理解できます。

 

同じような欲求を多くの方が抱えている

のではないかな?と思っています。

 

 

希望退職者1,000人募集

 

話は飛びます。

 

私が新卒で入社した一部上場企業である

不動産大手が、社員6,000人のうち、

15%にもなる1,000人程度の希望退職を

募るそうです。

 

直接的な原因は新型コロナではなく、

法律違反の建物を作っていたなど不祥事が

原因で信用がガタ落ちした結果でしょう。

 

当時からそういった社風はヒシヒシと

感じていましたから、私からすれば、

やっと明るみに出たかという気持ちです。

 

このコロナ禍の中、おそらく1,000人の

社員が会社を去ることになります。

 

私は10年前くらいに退職をしていますが、

同期や先輩方は今でも在籍していまして、

 

結婚して奥さん、子どももいる中で、

不安でたまらない生活をしているのでは

ないかと思います。

 

ただ、10年前の仲間達も既にアラフォー。

 

在籍しているだけで社会的に評価される

スキルが自然と身につく仕事内容ではなく、

 

この10年間で何か身についているか?を

想像すると、社外に出たときに評価される

ようなスキルは、ほぼついていないだろう

と私は想像しています。

 

同僚で宅建士などの国家資格を取ったと

いう人の話も全く聞きませんしね。

 

私が在籍していた10年前から、

「この会社ヤバいよね!潰れるよね(笑)」

ってみんなネタのように言っていたものの、

 

そんな状況に危機感を持ち、その当時から

行動を起こしてステップアップした人は

残念ながら本当に極わずかです。

 

みんな本気で焦っているのではないかと

思いますが、10年間のツケが今になって

きてしまった感は否めません。

 

 

令和は弱肉強食、格差社会

 

残念ながら、今、時代は

『弱肉強食』『圧倒的格差社会』

になろうとしています。

 

上場企業だろうが関係ありません。

 

経済が思うように回っていないのですから、

全体的に需要よりも供給が過多になり、

必要とされる企業や人が減っています。

 

さらにAIの発達ですからね、

どんどん人は淘汰されていくでしょう。

 

不安をあおるわけではありませんが、

将来の安定的な収入確保のためにも、

 

あなたが少しでも不安を感じているなら

「今」から頑張るしかありません。

 

これは、私も他人事ではありません。

 

これから同様な住宅購入専門のFPが

たくさん現れると想像していますから、

 

今から競合他社対策をしたり、

より圧倒的な知識や力をつけるなど、

いろいろと準備しなければなりません。

 

数年後、

「○年前にやっておけば良かった…」

なんて言っても“後の祭り”ですから、

「今」動く必要があると思っています。

 

あなたにとっても、私にとっても、

一番早いタイミングは「今」ですからね。

 

 

家計改善だけでは無理

 

今日の文章はまとまっているようで、

実は全然まとまっていないなー・・・

 

と私も書きながら薄々気付いているので、

何が言いたいのかをまとめますね。

 

今日言いたいことは、

 

「現状に対して少しでも不満があるなら、

今すぐに解決できる道のりを必死になって

探しましょう」

 

「そして愚痴や不満をいうだけではなく、

行動に移しましょう」

 

「さもなくば近い将来、とても後悔する

状況に追い込まれる可能性がある」

 

ということです。

 

誰の目にも明らかに、今、経済は、

後退局面、不景気を迎えていますよね。

 

もちろん全く関係のない職種の方もいると

思いますが、

 

多くの人はボーナスカットなどの減給や、

最悪の場合、会社自体が倒産してしまう、

リストラ対象になることもあると思います。

 

家計を維持するのがとても大変な世の中に

なってしまう可能性も否定できません。

 

今のうちから手に職をつけておくことや、

どんどん新しいことを学び、必要とされる

人材になるように努力しておくこと。

 

自分の力で仕事を作れる能力をつけておく。

 

これがとても大切ですね。

 

FPとして多くの家計を見ていますが、

正直、収入が少なく、家計改善だけでは

どうにもならない家計もあります。

 

支出を減らすには限界がありますからね。

 

だから収入を増やす、今後も安定的に

収入を確保することがとても大切です。

 

今は安定した収入を得ているご家庭でも

『本当に今後も安定的な収入が得られるか』

について考えてみる良いタイミングだなと

個人的には思います。

 

もしそこで将来への不安が出てきたなら、

今から必死になって頑張りましょう。

 

小さなことでも行動に移しましょう。

 

時代は転換期を迎えようとしています。

 

 

ps

 

今日は自分自身への戒めの意味もあり、

こういった文章を書かせてもらいました。

 

私はそんなできた人間ではありませんし、

現在、仕事がそこそこ順調なのは、

『ラッキーにラッキーが重なったから』

だと本当に思っています。

 

だからこそ、『ラッキーは続かない!』と

自分自身に言い聞かせて、改めて頑張って

いこうと思います。

 

慢心、怠慢、現状維持は敵ですからね、

一緒に令和という時代を生き抜きましょう。

 

 

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新松 尊英
札幌住まいのFP相談窓口代表。札幌で住宅会社の営業マンとして働いた後、中立的な第三者立場から住宅購入の相談ができる仕組みを確立するために独立。

保険や住宅を売ることを目的にせず、有料で相談を受けている住宅購入専門のファイナンシャルプランナー。そのスタイルが支持され、札幌市近郊を中心に累計1,000件以上の住宅コンサルティングをおこなっている。